光陽精工株式会社 社長のブログ

光陽精工株式会社 女社長のブログ

プラスチック射出成型の会社です 毎月1日に更新しています

セミナーに参加することの価値について

かつて、私はセミナーというものに対してあまり良い印象を持っていませんでした。

「よくある一般論を聞かされるだけ」「実務に役立つとは限らない」とどこかで軽視していたのだと思います。

しかし、実際に参加してみるとその考えは大きく覆されました。

 

講師の方々の話は想像以上に興味深く、話し方も非常に上手く、自然と引き込まれていく感覚がありました。さらに、日々の業務に直結するような具体的で実践的な内容も多く、視野が広がる貴重な機会であることを実感しました。

どのセミナーでも必ずしも新しい知識を得られるとは限りませんが、それでも毎回必ず何かしらの刺激を受けています。自分の仕事に対する意識や取り組み方を見直すきっかけにもなっています。

先日参加したセミナーの講師は、株式会社ハナシコムの水嶋えりな先生でしたが、なんと偶然にも私は3度目の受講でした。しかも1年以内という短期間での3度目でしたが、毎回受講者を巻き込んでの講演で内容もそれぞれ違ったのでまったく飽きずに毎回楽しく参加できました。そして毎回違った学びがありました。水嶋先生以外の方々も自己紹介だけで聞き手が引き込まれてしまうような話し上手な方が多いですし、話し上手な方の生の言葉には熱量があるので毎回心を動かされます。

経済産業省の方などの講演などは、時代の流れや異業種の考え方などを知識として得られることが多いのですが、水嶋先生のような「その道のプロ」の方の講演はたくさんの刺激を受けることができます。私にとって、セミナーを受講する最大の価値は刺激を受け続けられることにあります。もちろん経済産業省の方々の学びの講演はとても有益で価値あるものです。これを活かしつつ、これからも刺激を求めて、学び続ける姿勢を大切にしていきたいと考えています。

 

変化を受け入れるという挑戦

ホームページをリニューアルしました。

今回は「挑戦~変化を恐れず、常に新しい価値を創造する~」と、パンフレットに載せていた経営理念をホームページにも掲げてみました。

製造業というのは変化を嫌い、短調なルーティーンが特に多い業種だと思います。しかし私は社長業として様々な方とお会いする機会があり、セミナーや会合なども多くあるので割と刺激を受けることが多いです。そのため私と従業員との間には「変化」に対する思いにだいぶズレがあるように感じています。

元来、人は生きているだけで変化をし続けているはずなのですが、自然な変化に合わせて意識的に環境や行動を変えるというのは中々難しいことだと思います。年を取れば自身や親の健康問題、子の成長等、意識せずとも変化していくことがたくさんあるはずですが、そこに合わせて自身が変化することを成長という気がします。成長こそ会社の経営理念での変化です。

ものづくりの仕事に関しては、変化せずに同じものを作ることが正義だったりするので、特に変化を嫌うのかもしれません。効率ばかりを考えて経営陣が指示をしても中々難しいのはよく理解できます。

そして言葉の意味としては経営理念を理解してくれているということは承知なのですが、もう一歩行動に移してほしいというのが本音です。しかしそのためには私も現場で頑張っている従業員に寄り添った上で会社としての挑戦をしていかなければならないと肝に銘じて、ともに変化し成長し続けたいと強く思います。

 

万博にベンチを設置しました! ~光陽精工の取り組み~

2025年に開催中の大阪万博

未来に向けた様々な技術や取り組みが集まるこのイベントに実は光陽精工もほんの少しだけ関らせていただいています。

会場に設置されている間伐材ベンチの「リングサイドマーケットプライス東」に設置されている1台。これはカネパッケージ様ご協力のもと光陽精工が設置させていただいたベンチです。

 

このベンチには森の健康を保つために間引かれた間伐材が使われています。しかも今回は、通常ならば利用が難しい「葉・皮・枝」の部分が活用されており、素材を無駄にしない自然へのやさしい配慮が込められているのです。

この取り組みをカネパッケージ様より紹介されたとき、とても感銘を受けました。ものづくりに携わる企業として、こうした価値観を応援したい。その想いから1台だけですが設置させていただくことにしました。

 

製造業も環境への配慮や資源循環を強く意識する時代になっています。

プラスチック製品を手がける私たちにとっても、今回の取り組みは持続可能なものづくりを考える良い機会となりました。

万博にお越しの際は、是非「リングサイドマーケットプライス東」のベンチに座って、木のぬくもりを感じながら、ちょっと一息ついてみてください。

仕事におけるリスペクト

まず、仕事におけるリスペクトは直訳である「尊敬」とは少し違うと思います。仕事におけるリスペクトは、相手の経験や知識、立場を尊重すること。敬意を持つことは前提ですが、むしろ相手を対等な存在として認めるという感じでしょうか。

尊敬は上下関係が感じられますが、リスペクトは相手の立場を問いません。同僚や後輩、協力会社に対してもリスペクトを持って接すればきっと良い関係が築けます。

リスペクトは組織として、全員が働きやすく成長できる職場を作るために必要な文化です。

リスペクトのある会社は

  • 上下関係に関係なくお互いに意見を尊重する。
  • 挨拶ができる。特にありがとうという感謝の言葉、気持ちを皆が持っている。
  • 失敗したときは責めるのではなく「どう改善できるか」を考えられる。
  • 仕事へのモチベーションが高い。仕事に誇りを持っている。

というような特長があると思います。

当社で例えれば、リスペクトによって品質向上や働き方の向上にもつながるはずです。

社内でのリスペクトがなければ揉め事に発展しかねませんし、製造業の現場では怪我につながる可能性もあります。

仕事におけるリスペクトとして書き始めましたが、もちろんプライベートでもこのようなリスペクトは大切で、家族や友人関係においても高い意識を持てば仕事もプライベートも人生そのものが豊かになるのだと思います。

第42期を終えて

光陽精工はおかげさまで第42期を無事に終えることができました。まずは、日々支えてくださるお客様、協力会社の皆様、そして現場で尽力してくれている従業員一人ひとりに心から感謝申し上げます。

 

この1年も、製造業全体がさまざまな変化に直面した年でした。原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱、そして環境規制の強化など、決して楽な状況ではありませんでした。しかし、当社はこうした課題に対し「品質第一」の姿勢を貫きながら、お客様の期待に応える努力を続けてまいりました。

 

また、光陽精工は「ものづくりを通じた社会貢献」を大切にしています。私たちの仕事は単に製品を作るだけではなく、お客様の事業を支え、ひいては社会全体に貢献することが使命です。そのために現場指導や品質向上のサポートを行ってきましたが、さらに地域社会への貢献として、地元のイベントへの協賛や技術者育成のための取り組みにも参加し、次世代のものづくりを支える活動にも力を入れています。

地域社会とのつながりをより深め、環境対策や持続可能な製造プロセスの確立にも力を注いでいきたいと思います。企業として成長するだけでなく、社会の一員としての責任を果たし、地域に根差した企業であり続けることを目指します。

 

最後になりますが、関係者の皆様には今後とも変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。第43期も光陽精工は進化を続けてまいります。

 

長く勤める意義

1月30日に東村山商工会より当社の従業員2名が永年勤続優良従業員として表彰されました。

2名とも製造部で射出成形オペレーターとして東村山、入間それぞれの工場で日々頑張っている方です。Aさんは勤続28年でBさんは勤続17年です。当社には他にも長年勤めてくださっている方々がおります。

 

企業にとって人は何よりの財産です。長く勤めることは単に年数を重ねるだけでなく、経験の蓄積や技術の継承、そして職場の文化を支える重要な役割を担います。近年、働き方が多様化し、キャリアの選択肢も広がる中で「一つの会社で長く働くことの意義」を改めて感じました。継続的な努力を積み重ねることで得られる信頼、自分自身の成長。これらは決して短期間では得られない貴重な財産です。転職によりステップアップしている方々もたくさんいるとは思いますが、実はほとんどの方がそうではないと感じています。それでも他にやりたいことや、経験を活かしてさらなる高みを目指すという目的がある方は良いのですが、面接をしていく中で感じることは転職する前にもうひと踏ん張りできたのでないか…ともったいなく感じることが多いのです。もちろん「無理」と感じるリミッターは人それぞれだと思うので、基準は設けられないのですが、同じ職種ならば同じ会社で勤め続けた方がほとんどの場合、社会的信頼は上がります。昔に比べて気軽に転職ができるということは多様な働き方の一つでもありますし良いことだとは思うのですが、人によっては良い結果にはつながらない場合が出てきます。よく検討し、慎重に判断していく必要があります。

会社にとってはもちろん長く勤めていただく方がありがたいことです。社員一人ひとりが安心して長く働ける環境づくりを進め、従業員の努力と成長を支援しながら共に成長し続ける企業を目指しています。もちろんそれでも転職される場合は応援しますが、その際は冷静に判断できるような環境である会社でありたいと思っています。

 

私なりの結論として、長く勤めてもらうには働きやすい環境とモチベーションの維持だと思います。物理的な働きやすい環境というのはもう常識です。休暇や残業、作業環境の設備などは今や整っていなければ人も集まりません。社員の成長を支える支援や適切なフィードバックを行うことが会社の成長にもつながるはずです。様々な施策を取り入れながら従業員とともにより良い職場環境を目指していきたいと思います。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

お客様や協力会社の皆様の支えがあってこそ、当社の成長と発展が可能となりました。心より感謝申し上げます。

 

2025年、当社はプラスチック射出成形のさらなる技術革新と品質向上に努め、環境に配慮した製品づくりや生産体制の強化に挑戦してまいります。またお客様の多様なニーズに迅速かつ柔軟にお応えすることで、信頼されるパートナーであり続けることを目指してまいります。

 

本年も引き続き、皆さまのご期待に応えられるよう、従業員一同全力を尽くしてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

最後になりましたが、2025年が皆さまにとって実り多き素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

光陽精工株式会社

代表取締役 新井啓子

2024年の振り返り

2024年の個人的な目標として外に出るということを掲げていたので、今年は意識して外部とのかかわりを持つようにしていました。満足できるほどではありませんでしたが、それなりに外に出て様々な情報を得られたと思っています。そして今年最後の大仕事として東京都商工会連合会の事業承継フォーラムのパネラーを務めさせていただきました。コーディネーターの先生が進行してくださったので、私たちパネラーは答えるだけでよかったのですが、とても緊張し伝えたかったことが伝えられたのかという不安等、やはりたくさんの反省が残るパネルディスカッションとなってしまいました。しかし初めての貴重な経験をさせていただき、とても感謝しています。伝えたいことを簡潔にわかりやすく人に伝えるという課題を改めて突き付けられたパネルディスカッションでした。

 

それから、今年は会社のパンフレットを作成し、新たに経営理念を掲げました。「挑戦 ~変化を恐れず、常に新しい価値を創造する~」というものです。会社を継続するには変化が必要です。1983年の創業以来、長い年月で凝り固まった固定概念を打ち破って常に変化を続けなければ安定は得られません。これは相当難しいことだと感じています。私自身、守りに入るような年齢に差し掛かっていますが、常に新しい情報を得て正しく処理できるような柔軟な考えでありたいと思います。ちなみに現在ホームページに経営理念はありませんが、来年はホームページもリニューアルしようと思っています。

 

来年は今年以上に新鮮な生の情報を得られるようにアンテナを張り、また今年は外に目を向けていた分社内に目が行き届かなかったようにも感じているので社内にも今年以上に気を配れたらと思います。

 

最後になりましたが、今年も顧客の皆様、協力会社の皆様、光陽精工にかかわってくださったすべての方に御礼申し上げます。また、従業員にも心から感謝しています。誠にありがとうございました。

来年もより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。