光陽精工株式会社 社長のブログ

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ストレスとの上手な付き合い方②

前回の続きとなります。6月10日のストレスとの上手な付き合い方の講演を聞いた感想ということでしたが、結論から申し上げますと私の意見の変化はあまりありませんでした。

逆に言うと、わかっているのに出来ていないということを痛感しました。

講演ではストレスを感じる仕組みなどを説明され、ストレスの軽減法や対処法を教えていただきました。ストレスを感じる脳の仕組みなどは医学的根拠があるものの、対処法は人それぞれです。

 

ストレスがこれだけ問題視されている社会で、本当にうつ病などで苦しんでいる方々への会社や行政からの救済は早急に必要だと感じますが、自身の努力で何とかなる方々のうつ病も増えてしまっている気がします。メディアで取り上げることは注意喚起にもなりますし良いことだとは思いつつ簡単に引っ張られてしまう方がいるもの事実としてあります。

立場上、従業員のストレス問題などは常に考えているつもりでした。私自身も運動したり友人と会ったりとストレスを溜めない努力もしています。現代社会に限らず、昔から生きている限りストレスはあったのだと思います。むしろ現代は学校も会社も選択肢が増え、転職や転校も昔に比べて偏見もありません。ストレスを回避する(環境を変える)方法は手軽になっています。

ただ、環境を変えることはストレスが大きな方には必要ですが、日々のストレスは自身で対応していかなければなりません。規則正しい生活、バランスのとれた食事、運動、友人との会食…。これらは一般的にあげられる心の健康法ですが、子育てや仕事で忙しくなると中々難しいかもしれません。講義では心の健康の大切さをと基本的なセルフケアを教えていただきましたが、私はやはりそれぞれが自分に合うストレス解消法を見つけて行動を起こすことが大切だと思います。

私は大人になってからですが、学ぶということが気分転換になることに気づきました。学ぶといっても私は勉強や試験は嫌いです。例えば、今はYoutubeで英会話をわかりやすく教えてくれる動画がとても楽しいです。学生時代は英語が一番嫌いでしたが、その動画は勉強の要素はあまり感じさせずに私が学生の頃に理解できなかったことを簡単に教えてくれます。英会話を例にすると勉強のように聞こえてしまうかもしれませんが、要は楽しく新しい事を知るということが脳のリフレッシュになっている気がします。前にブログの題材にした読書のススメで書いた読書によるストレス解消はこれに当てはまると思います。

巷ではストレスに対して色々マイナスな情報もあり、恐怖を感じている方もいるかもしれません。色々な情報がありますが、ストレス解消法は人それぞれです。ストレスが溜まらない生活を意識して、無理をせずに自分なりの「いい塩梅」で行動にうつすことが大事なのだと思います。

ストレスというのはマイナス思考の時に特に感じやすいものだと思いますが、前向きな気持ちを心掛け、ONとOFFの切り替えを大切にするというのが私の結論です。結局ありきたりなことですが、ストレスについて考えすぎて自分に負荷をかけるようなストレス解消法を行い、窮屈に感じてしまっては本末転倒です。私はこのタイプだと思うのでいい塩梅を心掛けたいと思います。「健康な身体には健康な精神」です。できる範囲で無理なく楽しく、心と身体の健康を手に入れましょう。