光陽精工株式会社 社長のブログ

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プラスチック射出成型の会社です 毎月1日に更新しています

新型コロナウィルスに感染しました

毎月1日にブログを更新していましたが、今月は遅れてしまいました。と言うのも私が新型コロナウィルスに感染して自宅療養をしていたからです。

コロナ禍3年目で第7波の最中でも自分は大丈夫だという慢心があったのは否めません。感染経路にまったく心当たりがないというのも油断していた証なのだと思います。感染したことはショックでしたが、せっかくなのでこの体験をブログにしたいと思います。

 

 

私は喘息の持病があり、アレルギー体質なので風邪でもないのに咳がとまらないことがよくあります。今回も少し咳が出ていたのですが熱がなかったので出社してしまいました。2~3日後に夫も喉が痛いと言い出したので、慌ててその日の10時にPCRセンターの予約を取りました。そして夕方に2人とも陽性の結果が出ました。

最初に咳が出た時点で自宅用の検査キットで調べたところ陰性でしたが、喘息やアレルギーならば夫にうつることはありません。この判断の甘さは本当に反省しましたが、幸いにも社内で私より後に感染した人はいませんでした。

 

陽性になると保健所から電話が来るとのことでしたが混雑しているのか電話が来たのは翌日でした。しかも私は喘息の持病有りと記入していたため電話をくれたようですが、夫には電話も来ませんでした。ただ2人とも「新型コロナ健康状態入力フォーム」に毎日健康状態を送っていたので、そこで夫の健康状態も確認はしてくれていたようです。

私がラッキーだったのは2人暮らしで2人とも同時に感染したので家の中での隔離はなかったことです。これは感染しなかった家族がいた友人に比べると本当に楽だったと思います。

感染が判明する前日に買い出しに行っていたので食料は足りていましたが、友人がレトルト食品などを玄関の前に差し入れしてくれたので最後まで乗り切れました。行政に頼む方法もあるらしいのですが、混雑時だと自宅療養期間が終わってから届くことがあると聞いていたので頼みませんでした。

 

自宅療養2日目にかかってきた保健所からの電話で血中酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」が必要か聞かれたのですが、少しの咳と37度程度の微熱だけだったので断りました。2人とも熱は37度前後が4日程度続いて咳もありましたが、軽症と言っていいレベルだったと思います。ただ怠さから1日中寝て過ごしていました。自宅療養3日目に保健所の手違いだったのかパルスオキシメーターが送られてきたので測定してみると95%以上が正常値のところ私は90%でした。かなり低いとのことで入力後すぐに電話がかかってきて確認してくださったのですが苦しくなかったので経過観察となりました。

中には酸素濃度が低い人がいるそうです。特に私は喘息なので元々低い可能性もあると言われましたが、少しでも苦しかったらすぐに電話くださいと念を押されました。次の日くらいまで95%以下は続きましたが、最終日までには97%まで回復していました。

 

自宅療養後期は元気だったため、シーツや枕カバーなど寝具を何度か洗濯して床を高温スチーマーで掃除してトイレの壁も除菌しました。

自宅療養最終日まで行政からの電話は毎日ありました。電話は保健所ではなく県の自宅療養者支援センターからでした。夫にはSMSで通知が来ていたようです。PCRセンターの方々から始まり、保健所、自宅療養者支援センター、そして家族や友人と色々な方にお世話になり、励まされた療養期間でした。

 

私は昨日から出社していますが、体力が落ちたのかとても疲れます。咳も少し残っています。世界中でこれだけの感染者が出ましたが未知のウィルスには変わりありません。これからどのような後遺症が出るかも不安です。

新型コロナの感染拡大はまだ終息していません。感染した人の一日も早い回復を祈るとともにこんなブログでも誰かの参考になることがあればと思います。