光陽精工株式会社 社長のブログ

光陽精工株式会社 女社長のブログ

プラスチック射出成型の会社です 毎月1日に更新しています

2023年度の始まり

一年前のブログにも書きましたが、当社の決算は2月なので事業年度は3月からとなります。ただ新年度という意味で身が引き締まるのは毎年4月1日です。

4月にまだ小さい新一年生や初々しい新社会人を見かけるとこちらもフレッシュな気持ちになります。

今年の4月でコロナ禍になりちょうど3年経ちます。3年前の2月頃からニュースにはなっていましたが、自分たちに本格的に降りかかってきたのは4月で売上的には5月から影響を受けました。正直ここまで長引くとは微塵も考えていませんでした。ようやくコロナは2類相当から5類に移行となりますが、私の意識ではマスクくらいしか変更する予定がありません。お祭りなどのイベントやコンサートも既に行われていますし、外食も私はコロナ前と変わらない頻度で行っています。今後も室内であれば換気など最低限の予防はコロナだけではなくインフルエンザや風邪の予防にも良いことなので続くと思いますし、リモート会議や在宅勤務も感染予防だけでなく合理性から考えてなくなることはないと思います。

本当にコロナは私たちの生活を一変させました。生活や仕事だけでなく、考え方も大きく変わったと思います。高齢の母や親戚はスマートフォンを持っているだけでなく活用するようになりました。時間の有効活用やまわりとのつながりを大事にしたいのだと思います。若い方は在宅勤務や飲み会の廃止で、より家族やプライベートを大切に考えているように感じます。そう考えると窮屈だったコロナ禍によって、私たちは海外から後れをとっていた「仕事よりプライベート優先」「人生を楽しむ」という心のゆとりを学び、手に入れた気がします。

製造業の景気動向は未だに足踏み状態ですが、他の業界以上に転換期なのだと思います。一番合理性を求めなければならない業界なのに中々進まなかったIOT化の重要性はコロナ禍で思い知らされました。

今期だけでなく、会社としては常に合理性を求め続け、従業員のプライベートを大切に考えられるような気持ちに余裕のある経営を目指したいです。