光陽精工株式会社 社長のブログ

光陽精工株式会社 女社長のブログ

プラスチック射出成型の会社です 毎月1日に更新しています

創立40周年

5月30日に当社の従業員のみで光陽精工40周年の食事会を開催いたしました。

コロナの心配もあったので、お客様は呼ばずに本社、入間工場合同でアットホームに行われました。

 

中小企業で40年続く会社というのは優秀だと言われています。従業員には心から感謝しています。それから光陽精工にかかわってくださったすべての方々に感謝いたします。

40年前に叔父が創業したときに私は小学生でしたが、中学生、高校生の頃の日本はバブル期でした。会社を立ち上げ10年くらいは本当に忙しそうでした。私が中学生になり父が初めて制服姿を見たときは夏服だったというくらい朝から夜中まで働いていて、今では考えられないような働き方をしていました。そもそも働き方が今とは違うので当時の生産量に追いつくというのは不可能ですが、変わりにIOTやシステム導入で当時に負けない生産量を維持しなければなりません。

叔父や父の時代も変わり続けて今があるのだとは思いますが、コロナ禍を経て今こそ改革が必要な時期なのだと感じます。元総理大臣の小泉さんも言っていましたが「痛みなくして改革なし」ということを肝に銘じて覚悟を持って改革をしていきたいと従業員に伝えました。

叔父だったら、父だったらどうしていたか…と考えたりしますが、根本的に変わってしまった働き方や会社の在り方では比較することができません。ただ社長としては同じような悩みはあったのだと思います。社長というのは評価されにくく、報われないことも多々あります。思うようにいかないときは従業員に我慢してもらうこともありますが、社長が唯一救われるのは従業員によってでしかないと思っています。まさに「企業は人なり」です。家庭を顧みず仕事に没頭していた叔父や父も会社や従業員に対しての思いは同じだったのではないかと思います。

 

今回はこれからさらなる発展へと向かう一歩として感謝の意を込めて従業員のみで食事会を開催いたしました。

改めて先人たちの努力に感謝し、今日までご協力とご厚情をいただいたすべての皆様に感謝申し上げます。